NOVAホールディングス、「Tibero RDBMS」を導入し、システムのクラウド化を実現!次代の要件に基づく高機能システムを、低コストでIBM Cloud上に構築!! お客様のOracleライセンス問題を解決できる「Tibero」を用いた今回のクラウド化により、安心安全な運用環境とともに、ライセンス費用や保守・メンテナンス費用の削減できるシステムへの移行を実現しました。
NOVAホールディングスでは、先進的にシステムのクラウド化をめざし、経営部門と情報システム部門が一体となり、次代に活かせるシステムづくりに着手しましたが、Oracleのライセンス体系を考えた場合、かえってクラウド化することにより、ランニングコストが高くなるという事態を引き起こすことがわかりました。そこで、DB移行を含めた検討をする中で、Oracle互換のRDBMSである「Tibero」が候補に挙がり、ミライト情報システムが提案するIBMのクラウド・ プラットフォーム「IBM Cloud」上での検証が始まり、その結果、DB移行がスムースに進むことが分かりました。特に、「Tibero」にバンドルされているDB移行支援ツール「T-Up(ティアップ)」により、事前にOracle DB環境からの移行性検証が可能となり、具体的な移行作業や移行コストについて計画を立てる上で大きなメリットとなりました。
このような中で、全国で展開する駅前留学レッスンの予約やオンラインのお茶の間留学レッスンの予約など、膨大なデータを運用するシステムのDB移行にも関わらず、DB移行期間は1ヵ月で済み、その他のアプリケーションの移行作業や検証を含めまして、総開発期間4ヵ月で完了しました。
「Tibero RDBMS」では、ユーザー企業の既存データベース環境のアプリケーション資産を変更することなく移行でき、稼働・期間、コストを大幅に抑えた「Tibero」の新環境への効率的な移行を実現します。 標準SQL規格に準拠したRDBMSの機能を持ちながら、Oracleのクラスタリング機能※1であるRAC(Oracle Real Application Cluster)、PL/SQL※2など、Oracle DBが持つ独自機能と同等の互換機能を実装しています。しかも、Oracle等に比べ、導入コストや運用保守費用が大幅に削減され、5年間でランニングコストを含めてほぼ1/2のコスト削減※3が可能で、移行作業期間も他社のRDBMSと比べ、約1/3に短縮※6となるなど、リーズナブルな料金体系によりTCO削減を可能にしています。 また、「Tibero」の手厚いサポートや、各システムへのカスタマイズも可能にする開発能力の高さが安定したDB運営を実現しています。さらに、「Tibero」にバンドルされているDB移行支援ツール「T-Up(ティアップ)」は、事前にお客様のソフトウェア資産のOracle DB環境からの移行性検証が可能で、具体的な移行作業や移行コストについて計画を立てやすくなります。
※1)ラスタリング機能:DB実装のロードバランス型クラスタを構成するための仕組み。 なお、Tiberoのクラスタリング機能はTAC(Tibero Active Clustering)となる。
※2)PL/SQL:Procedural Language Extensions to SQLの略。Oracle社が開発したSQLを独自に拡張したプログラミング言語。
※3)コスト削減および作業期間の短縮に関する数値は、移行作業中の検証による。
NOVAホールディングスは、「NOVAホールディングスグループ」として、国内最多教室数の「駅前留学NOVA」、校舎数第2位の個別指導学習塾「ITTO個別指導学院」「みやび個別指導学院」、海外留学の「Last Resort」など、それぞれが業界最大手の子会社を持つ教育の総合ホールディングスカンパニーです。現在、2020年の東京オリンピック開催に向かい、日本における語学学習熱の高まりに応えるためにも、「駅前留学NOVA」の持つ語学習得環境は、日々進歩し続けています。さらに、個別指導学習塾「ITTO個別指導学院」「みやび個別指導学院」をはじめとする多様な個別指導教育環境を作り、「ドルトムント・サッカーアカデミー」や「サンシャインスポーツクラブ」「NOVAダイビング」といったスポーツ事業、留学事業「Last Resort」など、NOVAホールディングスは、社会における一人ひとりの向上心を育みながら、全てのステークホルダーの方々に愛される企業をめざし、“関わる全ての方を大切にしたい”という想いを実現していきます。
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