TmaxSoft社とフィンランド最大の独立系のICTサービス・プロバイダーのCGIが、 フィンランド政府の社会福祉機関「Kela」と契約を締結した旨のプレスリリースを TmaxSoft本社が発表しました。

（韓国TmaxSoft本社発表のプレスリリース和訳となります）

TmaxSoft、Kelaと契約、公共セクターのデジタル変革を推進

TmaxSoftのOpenFrameを導入するメインフレーム・モダナイゼーションのためのリホスト・プロジェクト、北欧地域最大規模となる見込み

インフラストラクチャー・ソフトウェアに注力するグローバル・イノベーターのTmaxSoft （ティーマックスソフト）とフィンランド最大の独立系のICTサービス・プロバイダーのCGIがフィンランドのKelaと契約を締結した。Kelaは、家族、失業、年金、住宅、疾病関連給付金を支給するフィンランド政府の社会福祉機関である。TmaxSoftとCGIは、TmaxSoftのモダナイゼーションを実現するリホスト・ソリューションのOpenFrameを利用してKelaのメインフレームを近代化するために提携した。契約額はおよそ1千万ユーロ（約12億円）で、2年以内にROI（投資対効果）が得られると期待されている。

Kela は数百万のフィンランド国民の給付金を支給・管理する機関として、その規模は年間約130億ユーロ（1兆5千億円強）に及ぶ。同社のビジネスをサポートするITシステムは、利用者の一般市民が主要サービスを利用できることと、高い効率性と信頼性が求められる。それらを実現するためにTmaxSoftのOpenFrameが採用された。プロジェクトは2017年初頭にスタートし、2019年春には新しいコア・システムが導入される予定である。

KelaのICTディレクターを務めるMarkku Suominen氏は、メインフレーム・モダナイゼーションにおける幅広い経験を持つ CGI とTmaxSoftのOpenFrameを選択した基準とプロジェクトの目的について、「Kelaのメインフレーム・システムは北欧最大のシステムの1つで、数十年にわたって使用されてきた。デジタル変革を進める中で、古いメインフレームでは近代的なソフトウェアへの移行に対応できなくなった。メインフレームは維持管理コストの高いハードウェアであり、新しいサービスの開発を妨げる重荷になった。フィンランドの人々に最高のサービスを提供しつつメンテナンス・コストを削減するためには、我々のITシステムとハードウェアの運用について再考する必要があると認識した」と語った。

さらにSuominen氏は、「OpenFrameを利用してメインフレームをリホストすることは、弊社のデジタル変革の成功を保証するための重要なステップである。UNIXベースの環境に移行することで、年間約400万ユーロ（5億円弱）のコスト削減が実現できる。さらに、新しいプラットフォームでは、以前よりシステムやサービスをより迅速かつ安価に開発することが可能であり、そのメリットはコストに限らず広い範囲にわたる。TmaxSoftとCGIは、ビジネス・クリティカルなアプリケーションを数年にかけてリライトするリスクを省き、高品質のオープン・プラットフォームを提供するために競争力のある現実的なメインフレームの代替手段を、魅力的な価格で提示した」と付け加えた。

OpenFrameは、レガシー・システムのアプリケーション、リソース、データなどのメインフレーム資産を、元のビジネス・ロジックやデータを変更することなく、より信頼性の高い高性能なクラウド・プラットフォームに移行できる実証済みの先進的なリホスト・ソリューションである。

TmaxSoft EMEA（ヨーロッパ・中東・中央アジア地域本部）の責任者であるSongmin Andy Kim氏は、「ヨーロッパ各地で成果が生まれている中、CGIと協力してKelaのIT資産の近代化を進めることを嬉しく思う。フィンランドの人々にとって非常に重要な仕事をしているKelaは、その活動を後押しするテクノロジーを必要としている。OpenFrameを利用したメインフレーム・ソリューションの近代化は、自動化・統合化されたツール・セットにより短期間で行われ、コスト削減と高い機敏性を提供することができる。KelaやCGIと緊密に協力しながら、このプロジェクトを成功させていきたい」と話している。

TmaxSoft Ltd.について

TmaxSoftは、インフラストラクチャーとモダナイゼーションに主力しているグローバルなソフトウェア・イノベーターであり、企業のグローバルなIT構築をサポートし競争優位を促進する、実行可能な選択肢を提供します。Tiberoは、仮想データ・センター向けの最高のエンタープライズRDBMSです。弊社のライセンス・モデルは、企業の仮想化投資を最大化させます。特定の仮想マシン（VM）に関連付けられているコアのみライセンシングするので、TCOを大幅に削減できます。OpenFrameはTCOを削減し、移行リスクを最小限に抑えながら、メインフレームのアプリケーション、リソース、データを安価で高性能なオープン・システムに移行するレガシー・モダナイゼーションのリホスト・ソリューションです。JEUSは、J2EE 1.4、JAVA EE 5、およびJAVA EE 認証を受けた世界初のWebアプリケーション・サーバーで、従来のWASより安定したセキュリティーを提供します。TmaxSoftは1997年に設立され、現在米国シカゴにグローバル本部を置く韓国最大の独立系ソフトウェア会社です。世界の12の戦略センターで800人以上の従業員を抱えています。販売、サービス、顧客サポートを行うTmaxSoft UK本社はStainesに所在します。

詳細情報については、弊社のWebサイト（www.tmaxsoft.com ）をご参照ください 。