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TmaxSoft OpenFrame21とVMware Tanzuの連携によるクラウドネイティブ化:メインフレームから未来への一歩

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更新日

脱メインフレーム&脱レガシーシステム DX(デジタルトランスフォーメーション) OpenFrame7 OpenFrame21

近年、テクノロジーの進化は目覚ましいものがあります。特にクラウドコンピューティングの台頭により、企業はより柔軟で効率的なITインフラストラクチャーを求めるようになりました。このような中、メインフレームを使用する企業も、クラウドネイティブ化への移行を検討し始めています。本記事では、その具体的な手段として、日本ティーマックスソフト株式会社が提供するOpenFrame21とVMwareのVMware Tanzuの連携について考察してみたいと思います。

クラウドネイティブ化とは何か?

クラウドネイティブ化とは、アプリケーションの開発・運用をクラウド環境に最適化する手法のことを指します。これにより、スケーラビリティの向上やエラスティシティの実現、コンテナ化による独立した実行環境の構築など、さまざまなメリットが得られます。また、クラウドネイティブアプリケーションは、マイクロサービスアーキテクチャやコンテナオーケストレーションなどのモダンなテクノロジーを活用して開発されることが一般的です。

OpenFrame21とVMware Tanzuの連携による未来への一歩

日本ティーマックスソフト株式会社のOpenFrame21は、メインフレームをクラウドネイティブな環境に移行するための言語コンバージョンとSpring Bootベースのミドルウェアとデータベースを提供しています。一方、VMwareのVMware Tanzu Build Serviceを使用することで、コンテナへの移行が容易になります。さらに、Tanzu Application Platformを活用することで、DevOps環境の構築と運用も簡単に行うことができます。これらのテクノロジーを組み合わせることで、メインフレームユーザーはクラウドネイティブ化への道を着実に進むことができます。

OpenFrame21とVMware Tanzuの連携のメリット

  • 適応性と柔軟性の向上:クラウドネイティブ化により、メインフレームアプリケーションはコンテナ化され、クラウド環境で実行されます。これにより、より柔軟なスケーリングやリソースの最適化が可能となります。メインフレームのアプリケーションをクラウドネイティブに移行することで、企業は需要の変動に迅速に対応できるだけでなく、負荷の増減に応じてリソースを効果的に使用することができます。
  • 開発効率の向上: VMware TanzuのCI/CDソリューションを使用することで、アジャイルな開発プロセスやマイクロサービスアーキテクチャの採用が容易になります。開発者は短期間で新機能を追加したり、既存の機能を修正したりすることができます。また、クラウドネイティブ環境では、開発者が独立したコンテナ内で作業するため、アプリケーションの相互影響を最小限に抑えながら開発を進めることができます。

まとめ

二つのソリューションを使用することで、メインフレームで運用されているビジネスロジックやデータ(企業の競争力の源泉)を活用し、新たな成長につなげることができます。既存のメインフレームシステムの資産を活用し、クラウドネイティブな環境で柔軟かつ効率的なサービスを提供することができます。これにより、企業は競争力を維持しながら将来のビジネスニーズに適応できます。日本ティーマックスソフト株式会社のOpenFrame21とVMwareのVMware Tanzuの連携は、脱メインフレーム、クラウドネイティブ化への移行を検討している企業にとって有力な解決策となります。これらのテクノロジーの統合により、企業は革新的なサービス提供とビジネスの成長を実現し、変化する市場に対応して競争力を維持することができます。

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