Tiberoを導入したNSPKのデータウェアハウスが世界的な評価を獲得
NSPK社は、ロシアで行われるすべてのカード支払いを処理するために、2ノードのスタンバイDBクラスタとして設定されたTiberoをデータウェアハウスに活用しています。
NSPKナショナルカード決済システムは、2014年に設立された合資会社であり、ロシア連邦(ロシア銀行)の中央銀行の完全子会社です。NSPK社は、顧客に提供される決済カードやその他の電子決済手段の安全性や、利便性、可用性を確保しています。 その目的は、国家レベルの支払いシステムを開発し、中断のない取引処理をロシアで実現することです。2015年以降、ロシア国内の国際決済システムのカードで行われたものやその他の国内取引は、NSPKのオペレーションと支払清算センターを通じて処理されています。
NSPK社は国家レベルの決済システムの開発の一環として、データウェアハウスを開発する必要がありました。データ ウェアハウス システムは、大量のデータを処理し、セキュリティで保護された大規模データの分析とバッチ処理をサポートする必要があります。データセンターは、可用性の分析と数百ギガバイトのデータ処理を実施している100行の銀行からのデータの管理をしています。高いセキュリティが必要であり、ミッションクリティカルであるというこのシステムの性質から、NSPK社は、ベンダーに製品の技術的能力だけでなく、サポート要求に迅速に対応する能力を求めていました。
TmaxsoftのTibero RDBMSは、他のデータベースソリューションと比較して、迅速に実装でき、非常に競争力のある価格で、セキュリティで保護された安定性・高可用性ソフトウェアであるという点が評価され、データウェアハウスシステムに選ばれました。大規模なデータ分析とバッチ処理をサポートするために、Tiberoスタンバイクラスタを使用し、NSPK社用のTiberoデータウェアハウスソリューションは、わずか2ヶ月で実装されました。Tiberoは、1つ目がプライマリーデータベース、2つ目がスタンバイサーバーとして使用され、1 つはオンタイムで、もう 1 つは 24 時間の遅延を伴わせて処理を行います。TmaxSoftは、要求を満たすための柔軟なサポートソリューションを提供することができました。
Tibero スタンバイ クラスタ(TSC)は高可用性であり、データ保護および災害復旧を提供します
ロシアのグローバルCIOイベントは、ロシアのITディレクターの公式の集まりです。IT管理者間のコミュニケーションを強化し、IT機能の能力を向上させる目的で設立されました。TmaxSoft NSPKプロジェクトは、グローバルCIOで「ベストナショナルプロジェクト」賞を受賞しました。
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