脱メインフレーム・ソリューション、各種ミドルウェア等のプロバイダである日本ティ―マックスソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)、以下日本TmaxSoft)は、OracleDBとの互換性とコストパフォーマンスに優れた日本TmaxSoftのRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)「Tibero (ティベロ)RDBMS」シリーズのアクティブ/アクティブ・クラスタリング※1機能「TAC(Tibero Active Clustering)」のユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:田中 建、以下 ユニアデックス)のクラウドサービス「U-Cloud」環境での動作検証を行い、「Tibero on U-Cloud」として提供開始いたします。
なお、ユニアデックスと日本TmaxSoftは、TmaxSoftの「Tibero RDBMS」のライセンス販売において2014 年より協業開始しており、多数の導入実績があります。
※1)アクティブ/アクティブ・クラスタリング:複数コンピュータを結合したシステム。1台のコンピュータにエラーが発生しても残りの
コンピュータで運用を継続できる、高可用性を実現する技術。
■「Tibero on U-Cloud」の主な内容と特長
1)Oracle RAC同様のアクティブ/アクティブ・クラスタリング機能「TAC(Tibero Active Clustering)」をU-Cloud環境上で提供
コンポーネント障害時にもデータを安全かつ利用可能な状態に保つことができ、以下のようなメリットが挙げられます。
・複数のオフィス、事業場、施設等にまたがるミッション・クリティカルなアプリケーションにおける高可用性※2。
・サーバ・クラスタ内での負荷分散。
・データの冗長性※3と耐障害性により、ある1つのサイトに障害が発生した場合にも継続稼働が可能。
※2)可用性:システムを障害で停止させることなく稼働し続けること、またはその指標のこと。長時間、システムを稼働し続けられることを高可用性という。
※3)冗長性:耐障害性を高めるためにシステム全体を二重化して予備のシステムを用意している状態。システムの冗長性を確保する
ことで運用の信頼性や安定性を高めることができる。
2)フルマネージドサービス(パブリッククラウド+IT運用アウトソース)で提供
「U-Cloud」は、ユニアデックスが提供するクラウドサービスです。「エンタープライズクラウド」として、金融業・製造業・流通業・公共系の700社を超えるお客様企業の基幹系システムでの利用実績があります。クラウドのマネージドサービスとして、機敏性、障害時技術サポート、システム監視などの運用サービスも併せて提供いたします。
■「Tibero RDBMS」について:累計7000台、900件以上のアクティブ/アクティブ・クラスタリングの実績
TmaxSoftでは2003年にディスクベースのRDBMSとして「Tibero1」の販売を開始いたしました。2008年には世界で2番目※4に早く、アクティブ/アクティブ・クラスタリング構成の提供を始めました。2011年以降は企業のミッションクリティカルな基幹業務でのDBとしての使用が増加しており、グローバル大手企業とのUnlimitedライセンスも増えております。
また、韓国の5大銀行をはじめとする主要金融機関でも標準RDBMSとして採用されています。2020年現在で、グローバルで7,000社への導入、900件以上のアクティブ/アクティブ・クラスタリング事例があります※5
※4):TmaxSoft社調べ。
※5):TmaxSoftグローバル本社(米シカゴ)での実績統計による。