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日本ティーマックスソフト&ユニリタエスアールで、 「脱メインフレーム」とクラウドサービスを連携した新サービス「Structure AtoZ」を提供開始!

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プレスリリース

~「脱富士通メインフレーム・クラウド移行・システム運用・保守」をワンストップ&月額料金(サブスク)で提供~

リホスト&リアーキテクチャ・ソリューション、各種ミドルウェアのプロバイダである日本ティ-マックスソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)、以下日本TmaxSoft)は、株式会社ユニリタエスアール(UNIRITA SR Inc.)(本社:東京都港区、代表取締役社長 小池 拓、以下ユニリタ SR)との協業によって、TmaxSoftのメインフレーム・モダナイゼーション・ソリューション「OpenFrame」と、ユニリタ SRの提供する「SRクラウドパッケージ」を連携した「脱メインフレーム・クラウド移行・運用」をワンセットで顧客企業に月額料金(サブスクリプション)で提供する新サービス「Structure AtoZ(ストラクチャー エートゥーゼット)」を提供開始いたします。この「Structure A to Z」では、TmaxSoftのメインフレームモダナイゼーション・ソリューション「OpenFrame」によって検討・分析・移行・テストがほぼ自動化され、ユーザー企業自身による移行も可能です。その後、「クラウド移行後のシステム運用・保守」は、ユニリタ SRからワンストップで提供されます。費用は初期費用なしのサブスクリプション方式でのご提供(300万円/月~(税別)※1となり、大規模な予算獲得が必要であったメインフレームのマイグレーションプロジェクトを、よりコンパクトにお客様のサイズに合わせた形態で提供可能となります。脱メインフレームとクラウドへの「Lift & Shift(リフト&シフト)」による戦略的IT投資予算の捻出、IT人材のDX業務への配置転換などにより、ユーザー企業のDX化の推進をサポートいたします。

※1)PoC 用のSandbox環境無料(最大3ヶ月)がセットとなります。

2030年予定の富士通メインフレーム・UNIXサーバ製造終了に向けて、

「脱富士通メインフレーム」の移行先は「パブリッククラウド」へ

富士通では、自社製メインフレームやUNIXサーバにつきまして、、2030年での製造終了予定を発表しています。この発表を受けて、富士通メインフレーム企業ユーザーやUNIXサーバー・ユーザー企業では、今後の対応、「脱メインフレーム」などについて、早急な対策を取ることが求められています。さらなるコスト削減も求められている昨今において、脱富士通メインフレーム移行先としては、AWSやMicrosoft Azureのようなパブリッククラウドが最適となっています。金融・製造のミッションクリティカルにおいても、基幹システムのパブリッククラウドへの移行実績は増えて※2きております。

※2):当社実績による。

 ■ユーザー企業を悩ます「IT人材不足」「COBOL人材不足」を解決する「SRクラウドパッケージ」

経済産業省が2018年に公開した「DXレポート」では、「2025年にはIT人材不足が約43万人に拡大する」と予測されています。企業にはIT人材の採用を増やす努力だけでなく、企業の収益を増加させる「攻めのIT」への人材配置が求められています。また、メインフレームで使用されている主要プログラム言語のCOBOLも、その使い手が高齢化して人材不足という問題に悩まされています。ある媒体が行った「COBOLに関する実態調査」によると、回答者(1348人)の50%以上(665人)が、「COBOLエンジニアの確保が難しい」と回答されています。※2

ユニリタ SRでは、AWSやMicrosoft Azureとともに自社のユニリタクラウドサービス「SRクラウドパッケージ」での運用支援を行っており、煩雑なシステム運用保守業務をユニリタ SRがサービスとして提供します。クラウド上でCOBOLの運用を熟練したユニリタ SRのエンジニアが実施。ユーザー企業はメインフレームの保守運用に携わっていたエンジニアをDX(デジタルトランスフォーメーション)の人材として活用できます。それにより、COBOLのJAVA化などの時間も確保できるという利点もあります。

※2):日経クロステック(日経BP)が2019年3月4日~15日に実施した「COBOLに関する実態調査」(回答者:1348人)による。

■TmaxSoftの「OpenFrame7」は、「脱富士通メインフレーム」が可能な唯一の※3「リホスト」ソリューション

メインフレームの国内市場シェアNo.1※3の富士通株式会社が、メインフレームの販売終息を表明しました。2030年度末にメインフレームの製造・販売から撤退し、それから5年後の2035年度末で保守が終了します。ユーザー企業はこれから10年以内に、これまで富士通メインフレームで運用されてきた基幹システムの処遇を検討していく必要があります。

※3):以下の※参考資料をご参照ください。

※4):「国内メインフレーム出荷台数シェアの推移」による。出展:IDC Quarterly Server Tracker, 2021Q4

日本TmaxSoftの提供するリホストソリューション「OpenFrame7」は、富士通メインフレームからのクラウドへのリホストを可能にするソリューションです。リホスト⇒リライト⇒リビルドの順で、システムやアプリケーションの脱メインフレーム度合いは高くなりますが、その分プロジェクトも大型化して高コスト化、長納期化、高リスク化します。リホストは低コスト・短納期・低リスクを実現する最適な方法となります。「OpenFrame7」は、メインフレームのミドルウェア・データベースと同等の機能をクラウド上で提供するミドルウェア&データベースと、検討・分析・移行・テストをほぼ自動で実行する移行分析ツール「T-Up」 、TmaxSoftのエンジニアによる移行業務から構成されています。これにより、ユーザー企業は大きなリソースをかけることなくプロジェクトを遂行し、クラウド移行後も安定したインフラ環境を手にすることができます。

  • リホスト:現状のアプリ(プログラム言語・ビジネスロジック)を変えずに、ハードウェア・OSをパブリッククラウド・Linux等に移す。(例:COBOL to COBOL, PL/I to PL/I)業務のロジック等の変更はありません。
  • リライト:ハードウェア・OSをパブリッククラウド・Linux等に移し、アプリケーションは自動変換(コンバージョン)ツールなどを活用し、古いプログラムを新しい開発言語で書き換える。(例:COBOL, PL/I to Java)
  • リビルド:ハードウェア・OSをパブリッククラウド・Linux等に移し、アプリケーション・業務ロジックも新しい開発言語(Java, C#…)で開発する。

 富士通メインフレームのリホスト実績豊かなTmaxSoft「OpenFrame7」

日本ティーマックスソフトは、日本での富士通メインフレームの高い販売シェアに注目し、IBMだけでなく、富士通メインフレームへの対応も行ってきました。既に、富士通メインフレームの小型機種用のOSのXSPと大型機種用OSのMSPの両方のリホスト実績があります。

(例;2015年日本大手物流会社、2021年 グローバル大手外食チェーン・グローバル大手製造企業へのデリバリー中)

https://tmaxsofttest.com/information/11557

日本では、リホストツールは2社から提供

現在日本ではリホストソリューションはマイクロフォーカスの「Enterprise Server」とTmaxSoftの「OpenFrame7」が提供されています。マイクロフォーカスのEnterprise ServerはCOBOLコンバージョンをベースとしたリホストソリューション、TmaxSoftの「OpenFrame7」はTPモニタ等のミドルウェアをベースとしたリホストソリューションになります。2社のソリューションともに、日本・海外では複数のリホスト実績があります。

日本ティーマックスソフト&ユニリタエスアールで、「脱メインフレーム」とクラウドサービスを連携した新サービス「Structure AtoZ」を提供開始!

・内容:メインフレームからクラウド移行時の検討・分析・移行・テスト、クラウド環境費用(OS/MW/ DB)、クラウド移行後のシステム運用・保守提供

・提供方法:初期費用なしのサブスクリプション方式(300万円/月~(税別)、330万円/月~(税込)) 

※PoC 用のSandbox環境無料(最大3ヶ月)がセットとなります。

株式会社ユニリタエスアールについて

株式会社ユニリタエスアールは、企業のクラウド活用のニーズに対応し、2021年4月に株式会社ユニリタの持つクラウド運用サービス・運用基盤サービスのリソースを集約して顧客企業にワンストップで提供するために設立されました。クラウドへの移行分析・環境構築・運用までの顧客企業のクラウド移行をワンストップで提供しています。ビジネスとITが安心・安全に繋がり、高品質な情報システムを利用できる環境を提供し続ける企業であり、多種多様なインフラや業務サービスをいつでもどこでも提供します。