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日本ティーマックスソフトとSoftware AGが協業し、 オープン化したレガシーアプリとERPの連携で、 メインフレーム・ユーザー企業の脱メインフレーム・DX化を加速!

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プレスリリース

リホスト&リアーキテクチャ・ソリューション、各種ミドルウェアのプロバイダである日本ティーマックスソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)、以下日本TmaxSoft)は、世界最大級の独立系ビジネス基盤ソフトウェア・プロバイダーであるソフトウェア・エー・ジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小原洋、以下 Software AG)と協業し、日本TmaxSoftのメインフレーム・モダナイゼーション・ソリューション「OpenFrame(オープンフレーム)」とSoftware AGのアプリケーション・データ連携プラットフォームを活用し、日本におけるメインフレーム・ユーザー企業の「脱メインフレーム」「オープン技術との連携によるDX化」を推進してまいります。

■Software AG /TmaxSoftで脱メインフレーム・DX化への2ステップコラボレーション

Software AGは、COBOL等のレガシー資産と各種オープン系システム・データを連携させるシステム・データ連携プラットフォームを有しています。そのソリューションを「OpenFrame」と連携させることで、オープン環境上のCOBOLなどのアプリケーションのDX化を以下の2ステップコラボレーションで実現します。

・ステップ1: Adabas/Natural※1が使用されているメインフレームを、TmaxSoft の脱レガシー・モダナイゼーションソリューション「OpenFrame」と、Software AG/Software AGパートナーにより、安心・安全に脱メインフレームを実現します。

・ステップ2: 脱レガシー・モダナイゼーションソリューション「OpenFrame」による脱メインフレーム後に、SoftwareAGのアプリケーション・データ連携プラットフォームを活用して、SaaS、AI/機械学習、BI、S4/Hana、RPAと連携し、DXを実現します。

※1)Natural(ナチュラル)とAdabas(アダバス):

「Natural(ナチュラル)」はネスト(入れ子構造)型リレーショナルデータベース「Adabas(アダバス)」にアクセスするために、独SoftwareAG社が開発した第四世代(4GL)プログラミング言語で、メインフレーム環境においてCOBOLに比べて10倍以上の生産性が評価されている。 

  • Software AG 日本法人社長 小原 洋コメント:

「Software AGは、本国ドイツではSAPに次ぐ第2位、欧州全体で第7位の売り上げ規模のある、グローバルなソフトウェアベンダーです。TmaxSoft社との協業により、脱メインフレーム・弊社RDBMSの「Adabas(Adaptable DAtaBAse System、アダバス)のオープン化を行ってまいります。現在の弊社の主力事業で、多くの大手企業で安定稼働の実績を持つアプリケーション連携ソリューション「webMethods」をTmaxSoft社の「OpenFrame」と連携させ、クラウド上のCOBOLアプリケーションと最新技術を「繋ぐ」ことで、脱メインフレームを実施した企業様のDX化推進を支援致します。」 

  • 日本ティーマックスソフト株式会社代表取締役 羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)のコメント:

「弊社とSoftware AGは、Adabas/Natural使用のメインフレームのオープン化・クラウド移行とその後のDX化を推進してまいります。Software AGのAPI インテグレーション システム・データ連携ソリューションにより、弊社の「OpenFrame」でクラウドに移行したCOBOLのアプリケーションのSAP、RPA、AI/機械学習などとのアプリケーションレベルでの連携が容易に実現でき、安心・安全・簡単にDX化の推進が可能になります。」

■「OpenFrame」について:

「リホスト」と「リライト(リアーキテクチャ)」2種類のレガシー・モダナイゼーション手法を提供

日本TmaxSoft は、脱レガシー・モダナイゼーションソリューション「OpenFrame」(「OpenFrame7」「OpenFrame21」)を提供することにより、ユーザー企業様の脱レガシー・クラウド移行、クラウドネイティブ化を実現しています。メインフレームからクラウド環境へIT資産を変更することなく移行するリホスト(COBOL to COBOL)を、リホスト・ソリューション「OpenFrame7」によって実現しています。リホストはメインフレーム・モダナイゼーションの手法において最も安価、 そして短時間で脱メインフレーム・クラウド移行を行うものです。メインフレームで使用されているCOBOLをJAVA化、マイクロサービス※2化するリアーキテクチャは、リアーキテクチャ・ソリューション「OpenFrame21」で提供しています。「OpenFrame21」は、メインフレームで稼動するオンライン処理やバッチ処理等の業務で使用されているCOBOL、JCL、MAP資産を、JAVA、XML、JAVA Scriptに変換し、SpringBoots※3ベースのプラットフォーム上で運用致します。このように、「OpenFrame」は、富士通・日立・IBMのメインフレームからの脱メインフレーム・モダナイゼーションをサポートしています。

(実績例:2012年、ライオン株式会社、2015年日本大手物流会社、2021年 グローバル大手金融・製造企業他へデリバリー中)

※2)マイクロサービス:ソフトウェア開発の技法の1つで、複数の小さなサービスの集合体としてシステムを構築するサービス指向

アーキテクチャのこと。

※3)Spring:別名としてSpring Framework。Java開発環境で使用できるオープンソースのフレームワーク(ソフトウェアやアプリケーション開発を行う際に必要となる機能や基本的な骨組をまとめたもの)のこと。ちなみに、Bootはシステムを利用可能とするために、コンピュータ内でOSを起動する一連のプロセスのことをいう。

◆ソフトウェア・エー・ジー株式会社について

ソフトウェア・エー・ジーは、独Software AGの日本法人として2000年10月に設立され、20年以上にわたり日本の大手企業へ多数の導入実績を持っています。Software AGは、つながる世界をシンプルに実現するソフトウェア業界のパイオニアです。1969年の創業以来、従業員、パートナー、顧客が期待するエクスペリエンスを企業が提供するのをサポートしています。Software AGのテクノロジーは、アプリケーション、デバイス、データ、クラウドを統合するデジタルバックボーンを構築し、合理的なプロセスを実現し、センサー、デバイス、マシンなどの「モノ」を接続します。これまで10,000社を超える企業のために、迅速にスマートな意思決定を行い真につながる企業の実現をサポートしています。現在、世界70カ国以上で約5,000人の従業員を有し、年間9.5億ユーロ超の収益を上げています。

詳しくはwww.softwareag.com/jpをご覧ください。